・2011.3.31　23:10更新
　【注意】当地本日は昨日に続いて霞が濃い状態でした。夕方には通り雨。その後、北東の空にカナトコ状の雲が見られました。
　明日あたりから4月4日の新月の影響下に入ります。

　1・18時の西の空。オレンジ焼けの中、沈んでいく太陽の光が若干光柱のように見えました。
　2・北東の空のカナトコ状の雲。この時期に見られるのは珍しいと思います。
　こちらの雲も赤焼け。

　3・7時赤外画像。岩手から福島・茨城沿岸部に雲の亀裂形状。
　3月1日の東日本大震災の前兆の亀裂と比較すれば小さいものですが、通常の感覚で言えばM5から6程度のものと思われます。
　嫌なことですが亀裂が内陸に近く出ています。←4.7宮城沖M7.4
　4・7時全球画像。パプアの北からボルネオ中部に直線の雲の亀裂が走っています。

　その他、11時可視画像などで、佐渡上空にナミナミ雲。佐渡周辺はこのところ前兆が続いています。
　ご注意ください。

本日、フィジー6.4Mが発生。3月4日、8日の全球画像の雲の形状の結果と思います。

・2011.3.30　23:10更新
　【注意】当地本日は、雲はほとんど見られず。但し、霞は濃い状態で富士山はまったく見えず。夕方は全方位の焼けとなりました。
　コンパスは東に振れ傾向あり。

　1・17時50分の西の空。焼けの中、真っ赤な太陽が沈んでいきました。
　帯電エアロゾルの仕業ではなく、花粉、黄砂などの影響であればいいのですが。

　2・15時全球画像。ウズベキスタン方面に雲の円形状。
　インドシナ半島上空にほぼ南北の雲の亀裂形状。こちらはウズベキスタンと比べると、それほど大きなものではありません。
　3・17時可視画像。東北地方上空にやや強い雲の擾乱状態が見られました。
　嫌ですが、まだ強めの余震活動が続きそうです。←3.31宮城沖M6.0

・2011.3.29　23:30更新
　【注意】当地、本日は目立った雲はありませんでしたが、地気が濃く3.5/5。カラスの鉄塔天辺、夕方の赤焼けがあり、体感も少々強めに出ています。引き続き地震の活動は続きそうです。

　1・4時赤外画像。画像の右側、千島の択捉島あたりを中心にM5から6程度の雲の円形の吹き飛ばしが出ています。
　このあたりに低気圧などはありませんので、前兆と思います。
　2・9時赤外画像。千島列島から連続的に雲の吹き出し形状。
　千島周辺で地震が発生する場合には、よくこのような吹き出し形状が見られます。←3.31択捉島南東沖M4.5
　朝の可視画像でも、北海道東部にそのまま雲の吹き出しが見られます。←3.30北海道日高地方M4.1

　3・13時全球画像。パプア上空に雲の吹き飛ばし形状。
　4・22時15分赤外画像（気象庁提供）。小笠原諸島あたりを中心に、雲の円形状。こちらもM5から6程度と思われるもの。←3.31父島近海M5.2
　周縁部の房総沖か、または中心付近で、東日本震災の前駆活動だった小笠原諸島がまた動くのかもしれません。

・室蘭の方からは、本日も出ていた吊し雲、熊のジョンの画像を頂きました。
　やはり、千島・北海道方面にしっかりした震源があると思います。
　雲が全体的にピンクがかっていること、震災以降いつも室蘭岳（北東）から南--南西ラインに雲が出るのが気になるとのことでした。

・2011.3.28　23:40更新
　【注意】当地本日は、朝は南東ー北西の波状雲など入り乱れた雲があり、午後は相模湾上にほぼ東西方向の遠方の震源を示す雲がありました。
　地気、体感もややあり、まだまだ強めの地震が続くことを示す状況と思います。

　1・7時の南東方向の空。高層に南東・房総沖ー北西・能登半島方向の波状雲。低層に東西のねじりの入った帯雲など、一筋縄ではいかない複雑な前兆雲。Ｍ5から6の複数の震源を示しているものと思います。
　2・14時40分の南方向の空。ほぼ東西の鈎型巻雲。これは海外遠方の前兆。
　3・17時30分の西の空。かなりきつい焼け方でした。雲は南北方向の帯雲が少し出ていました。
　伊豆諸島などに動きが出そうです。←3.30伊豆諸島中部4.9M

　4・10時赤外画像。房総半島南東沖を中心に雲がまとまっており、日本海にはアーチを描く雲。
　房総半島沖にこれらの雲の中心があるように見えます。Ｍ6そこそこの震源がありそうに見えます。←3.30千葉東方沖M5.3
　千島西部にも弱い活動を示す雲。

・室蘭の方からは、やや遠い震源を示すと思われる刺激雲、帯雲の画像と、ライブカメラに写った巨大な積層の吊し雲の画像を頂きました。当地で今回のＭ9.0の前に出ていた同種の雲を思い出しました。
　Ｍ9.0の衝撃が、北の千島方面、南の房総沖から伊豆諸島に回っていくことは充分に考えられます。

・2011.3.27　23:00更新
　【注意】当地、本日は16時頃に、東南東ー西北西の密度の高い、吊し雲になりかけのような雲が見られました。
　コンパス振れなし。カラスはやや騒がしくしていました。

　1・16時の南西方向の空。東南東・房総沖ー西北西・能登半島方向の分厚い帯雲。やや強い前兆です。←3.30千葉東方沖M5.3

　2・昨26日23時の衛星画像。インド洋上空に北東ー南西の境界前兆雲が出ています。ミャンマーで中規模があったばかりなのですが。
　3・本日7時赤外画像。千島上空に掛かる低気圧の雲が円弧状境界前兆雲に近くなっています。←3.29択捉島北西沖5.0M
　朝鮮半島北部にはＭ4から5と思われる雲の亀裂形状。

　本日、秋田内陸南部でＭ3級の地震が連発しています。
　2008年6月の岩手内陸南部Ｍ7.2の直前にも秋田内陸南部で地震が連発し、本日の地震と非常に近い位置での発生でした。（2008年 : 39.0N 140.6E、今回:39.5N 140.4Eなど）
　このときは秋田の最後の地震の5日後のＭ7.2発生でした。
　念のため、東北地方内陸の強めの地震（誘発地震）にご注意ください。←4.1秋田内陸北部M5.1

・2011.3.26　24:10更新
　【注意】本日は、名古屋へ出かけていましたので、当地上空の状況は不明。
　現在は、アナログテレビにノイズが少し出ています。朝は軽い体感がありました。

　1・11時10分の名古屋の東岡崎あたりで北東方向（と思われる）の空を撮影。
　以前、東海アマ師匠が、名古屋の上空に出る積雲の列は、海外遠方の強い前兆とおっしゃっていましたが、この雲はそれだと思います。

　2・6時赤外画像。東北地方の東沖に低気圧がありますが、青森・岩手の沖に雲の亀裂が走っているように見えます。
　3月1日の画像（このときも低気圧あり）と比べると、長さ、明瞭度ともに弱いものですが、気になりましたのでアップしておきます。←4.2三陸沖M5.4
　2・21時全球画像。こちらも低気圧がらみですが、本州の東沖に低気圧の円形状が二つ並んでいます。珍しい光景と思います。

　その他、全球画像でスマトラ上空の前兆形状は継続しています。

　本日は、愛知県豊明市の 〈市民地震学会〉さんの『市民のための最新地震前兆講座』に講師としてお招きを頂き、主に衛星画像からの地震発生予測につき、1時間ほどパワポを使って説明をさせていただきました。
　暖かく迎えていただいた上、説明のあと質問も次々にしていただき、「何の反応もなかったらどうしよう」と内心恐れていた私は、大いに安心をいたしました。
　東日本大震災発生直後のいまというタイミングでしたので、原稿にはなかったのですが、観測者の足下も揺れる近場での地震発生前の空や雲、電気製品の状況など、直視での観察による地震発生予測についても少し触れさせていただきました。
　各地にこのような自然観察の会が増えていくと、草の根予知が本当に浸透して行くことになると思います。是非続けていただきたいと思っています。

・2011.3.25　24:10更新
　【注意】当地本日は、あまりはっきりした雲は見られませんでしたが、西の空に底の平らな積雲が南北に整列しているのが見られました。
　コンパスは東に振れ傾向。

　1・11時全球画像。スマトラおよびパプアの上空に雲の吹き飛ばしが見られます。
　タイ、ミャンマー国境付近で7.0Ｍが発生していますが、こちらでの発生も懸念します。
　スマトラ上空には19時画像でも円形の吹き飛ばしが見られました。
　2・15時可視画像（気象庁提供）。南西諸島の南沖に雲の吹き飛ばしのような形状が見られました。←3.29石垣島近海M5.2

・2011.3.24　24:00更新
　【警戒】当地は、朝の曇り空から徐々に晴天へ移行していきましたが、昼前後にこちらもかなり強い前兆と思われる東西の雲が見られました。
　近場ではなく遠方の震源と見ています。体感は強め、カラスの鉄塔天辺を2回見ました。

　1・14時の西の頭上。鳥取西部地震や福岡西沖地震の前兆として出た大柄な鱗雲に少し似た雲が南西ー北東にかかりました。
　雲のエッジはシャープ。不気味な雲で妖雲度4/5。
　2・14時40分の西の頭上。同方向の空。雲も同方向ですが、雲底高度が上がり、形状は一部に微細鱗。その他は直前状態を示すゲル状でした。
　3・同時刻の北東方向の空。ほぼ南北方向の吊し雲。この雲と同じ位置、方向に、昨日ロールパン状の積雲が整列しており、遠方沖の強い震源と見ていましたが、本日は吊し雲になっていました。相当強い震源が存在するものと思います。
　4・上の画像からカメラを上に振ったもの。
　2の画像の雲がゲル状の帯雲となって東へ伸びて行っています。
　その下側には、厚みのある帯雲。
　これらの形状から、地下の強いストレスを示すもので、近場のＭ5程度の余震活動と遠方の強い震源の複合前兆と考えます。←3.25宮城沖M6.2、3.26神奈川西部M3.4

　5・9時赤外画像。昨日も名古屋など中部のラインから雲の吹き出しが見られましたが、この画像では中部上空に雲のカットラインが見られます。
　同じ位置に前兆が続くのは、酔い兆候ではありません。
　6・14時全球画像。スマトラ、パプア上空の雲が吹き飛ばし形状で、強い震源があるように見えます。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M

　今日の雲も不穏なもので、引き続き余震や誘発地震にご注意ください。

・2011.3.23　23:10更新
　【注意】当地本日は、昼前後に雲底がでこぼこの雲が見られました。
　コンパス振れなし、体感は軽くなっています。
　明日いっぱい、満月の影響が残ると思います。

　1・11時30分の北東の空。雲底がうねり、でこぼこの雲でした。
　深発前兆なのか直前雲なのか判然としません。やや強めの前兆と思います。

　2・9時赤外画像。三陸沖から房総南東沖に円弧状境界前兆雲。余震に注意の状況と思います。
　小笠原諸島から台湾にほぼ東西の帯状の雲。地下のストレスを示すもので、千島・北海道方面と南西諸島・台湾方面の前兆です。←3.29択捉島北西沖5.0M
　3・昼のMODIS画像。松坂半島・伊勢湾から北北東の名古屋方向のラインで雲の吹き出しが見られますが、このあたりと紀伊水道方面でＭ4級を疑います。←3.31美濃中西部M3.5

・2011.3.22　22:30更新
　【注意】当地本日は終日の雨でしたが、夕方は西の空の雲底に北北東ー南南西の雲の畝が見られました。
　コンパスは振れなし。体感ほとんどなし。但しカラスの鉄塔天辺あり。

　1・18時の南西方向の空。雲底に北北東ー南南西の雲の畝。いつもであれば台湾方面のＭ5以上の前兆です。←3.29石垣島近海M5.2

　2・11時30分の可視画像（気象庁提供）。四国のはるか南沖に雲の円形状が出ています。

　全球画像では、引き続きスマトラ、ニュージーランドまわりに雲の前兆形状あり。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M、4.18ケルマデク諸島の南6.6M

　余震の発生はやや収まり気味とは言うものの、Ｍ6級の三発をはじめとして強い地震がまじっていました。引き続き余震および誘発地震に注意が必要と考えます。満月から3.5日後の24日は特に注意が必要です。

　しかし、高知大さんの衛星画像は、今日は保存庫のサーバも落ちているようです。12日から可視画像もアップされていませんでしたし、早い復活を祈っています。

・2011.3.21　24:00更新
　【注意】当地本日は終日の雨で観測不能。強い耳鳴りが何度かありました。
　会社は節電で暖房が入らず、帰宅すると疲れがひどいことがわかります。燃料不足の避難所ではさぞや寒さが体にこたえることと思います。

　1・1時全球画像。房総沖ー九州南沖ー南西諸島ー中国南部内陸に雲の亀裂形状。亀裂の下でのM5から6の震源がありそうです。←3.22千葉東方沖M5.7
　2・9時赤外画像。津軽海峡を中心に雲の亀裂形状。
　北海道、東北のライブカメラを見ると、帯雲がこの衛星画像の雲と同方向の東北東ー西南西に走っており、北海道東方沖などのM4〜5程度の震源と推定します。←4.2青森東方沖4.7M

　先ほど、熊本でM3.5が発生。連発しないと良いのですが。

・室蘭の方からは、南西からの強い震源による刺激雲と思われる雲の画像を頂きました。津軽海峡西沖の日本海に震源？

・2011.3.20　24:00更新
　【注意】当地本日は、昨日よりも地気がやや濃くなり、体感もやや強いものでした。
　カラスは昼前後に大騒ぎ。雲は、午前中の巻雲から午後はまた吊し雲が出ていました。
　本日は満月で、引き続き注意を要する状態です。

　1・11時10分の南東方向の空。東西方向の雲と、南東ー北西の雲がクロス。
　朝のうちは太陽環もくっきりと出ていました。
　2・16時の西方向の空。画像右側に遠方の震源を示す鈎型巻雲。
　画像では切れていますが、遠方に吊し雲がありました。

　3・1時全球画像。スマトラ西岸に帯状の雲。継続期間が長くなっています。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M
　ニュージーランド北沖の雲の直線形状は継続。
　4・7時赤外画像。福島北部内陸からM4から5の雲の吹き出し形状。←3.23福島浜通りM6.0、M5.8など

・2011.3.19　24:40更新
　福島原発は、関係の方々の奮闘のおかげで安定化への道が見えてきたようで、このまま静まってくれればと祈っています。

　【警戒】当地、本日は高層の地気が濃い状態のようで、丹沢などは見えるものの霞んだ空でした。
　夕方は西方向がオレンジ焼け。朝から体感がややきつくかぜ薬を飲んでごまかしました。コンパスはゼロに戻っています。
　引き続き強い地震に注意を要する状況と判断しています。

　1・9時30分の南東方向の空。東南東ー西北西の吊し雲が東方向から当地の上空まで続いていました。
　昨日に続いての強い前兆です。昼前まで強風下を長時間滞空。
　2・17時20分の南方向の空。吊し雲と同方向に、ひねりの入った形状の櫛の歯状雲。
　こちらも強い前兆ですが、過去例からスマトラなど海外遠方の可能性が大きいと思います。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M

　3・10時30分のMODIS可視画像（JAXA提供）。房総半島から相模湾沖にナミナミ雲が整列。
　小笠原諸島の活動と推定しますが、このところの前兆から房総半島南沖の震源かもしれません。←3.31父島近海M5.2
　銚子のやや北からM5以下と思われる雲の吹き出し形状。←3.22千葉東方沖M5.7
　4・10時30分可視画像（気象庁提供）。北海道中部に南北の雲の亀裂形状。ここ数日続いていますので、M5+の規模になるかもしれません。←3.30北海道日高地方M4.1
　5・21時全球画像。ニュージーランドの北沖に東西の前兆と思われる雲が出ています。

　衛星ではその他、佐渡周辺にもM5程度と思われる雲の前兆形状あり。

・室蘭の方からは、昨日、三段になった吊し雲が出ており、本日は雲に覆われ上層の地気も濃いとのメールを頂きました。
・福島の方からは、今日はまた頭上に熊のジョンが発生し、北西には白蛇雲が横たわっていたとのメールを頂きました。当地上空と同様の状況だったようです。

・2011.3.18　24:40更新
　【警戒】当地本日は、朝から南東・房総沖ー北西・若狭湾から朝鮮半島方向のシャープな断層状の帯雲などが長時間出ておりました。
　地気は高層の地気が濃い（距離のある震源）ようで飛行機雲が消え残って成長して行くのが見られました。
　地下の岩盤に強いストレスが掛かっている状態で、強い地震の発生に注意が必要と思います。
　カラスはやや騒がしい状態で、軽い体感がありました。コンパスは東に振れ傾向。

　1・11時50分の南西の空。画面上の雲は飛行機雲が太ったものでほぼ東西方向。画面の下側は相模湾上を走る南東ー北西のシャープなビーム状の帯雲。
　2・16時20分の南方向の空。画面上側の北北西ー南南東の遠方の震源を示す雲と、画面下側の南東ー北西のうっすらとした断層状雲。

　3・13時赤外画像。朝鮮半島東岸から房総半島南沖を指向する雲が出ています。

　4・釧路ライブカメラ。この位置、この方向の断層状雲は、過去例から茨城・千葉沖から小笠原・マリアナ方面の前兆と思います。←3.22千葉東方沖M5.7、茨城沖M5.9

　KSさんの画像掲示板では、四国、南九州の方々からの海域の強い震源を示す画像が報告されていました。
　アップされた雲の方位からは、朝鮮半島周辺の日本海、マリアナ諸島、房総沖、南西諸島北沖の東シナ海、台湾周辺の震源が疑われますが、海外遠方の強い震源の影響も混じっていそうです。←3.29石垣島近海M5.2
　いずれにせよ、強い地震が国内で発生した後で、これだけ強い前兆が続くのは、2004年の紀伊半島双子地震、中越地震のあとのスマトラ地震くらいしか思い浮かびません。

　今日は、出来ればクルマにガソリンを入れようと、市内を走りましたが、予約制か、1キロほどクルマの列が出来ている状態でした。

・福島の方からは、1週間ぶりに水道が出たとの喜びのメールを頂きました。停電だけでストレスをためているくらいですから、インフラがすべてだめになったときの状態は想像に余ります。

・2011.3.17　24:10更新
　【注意】当地本日は、地気がやや濃く、カラスが少々騒いでいました。
　コンパスは昨日から東2度振れ。朝は軽い体感あり。
　20日は満月となります。24日までは特に強い地震の発生に注意が必要です。

　1・9時の南方向の空。東南東ー西北西の吊し雲になりかけのような雲。
　この雲はM5程度の地下のストレスを示すもの。このところ同方向の雲が続いており警戒しています。
　2・17時11分の南西の空。西または南西方向からの放射するような形状の雲。雲底高度は低いので極端に強い前兆ではないと思います。（M9.0以降の状況では確信が持てませんが）

　3・2時赤外画像。房総沖から東シナ海にほぼ東西の雲。
　この位置、方位、形状の雲が出た場合は、千島・北海道・東北地方北部の太平洋岸のM5以上と千葉東方沖M5程度の発生が高い確率で見られます。
　4・4時全球画像。スマトラ西岸上空に雲の亀裂形状。スマトラも前兆が続いており、注意を要します。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M

　5・本日の夕方の状況。陽が落ちてから停電すると、いつものツインモニターの環境から、MacBookProのバッテリーで本体の15インチモニターだけの環境に移行し、作業を続けています。
　ロウソクを灯して（目がやや楽）、USBにはキーボード、マウスそしてラジオ（らくラジ）を接続。
　この状況下で、揺れが来ると、命の危険を感じて思わず身構えてしまい、妙に疲れます。
　被災地の方とは比べるのも失礼ですが、平常時との違いを痛感しますね。

・2011.3.16　23:50更新
　【注意】被災地の現状は改善されつつあるとはいうものの心が痛みます。
　当地、本日の雲も朝のばらけた雲といい、夕方の11日の夕方に似た低層の雲といい、不穏さを感じるものでした。
　この状況が続くのであれば、短期的にも中長期的にも油断できそうにありません。

　1・8時の東方向の空。直前雲とも見られるばらけた雲に混じり、遠方にほぼ南北のシャープな雲が見られました。
　2・15時40分の西の空。手前にうっすらと北北西・能登半島ー南南東・伊豆小笠原諸島方向の巻雲があり、富士山の向こう側には北東ー南西の断層状の帯雲。後者は地下の強いストレスを示すものと考えます。

　3・20時赤外画像（高知大の可視画像はまだ復活しません）。千島西部・北海道東部にほぼ南北の雲の亀裂形状。その西側、北海道石狩から岩手沖に雲のシャープな亀裂形状。どちらかに主たる震源があるのではないでしょうか。←3.17岩手沖M5.6、M5.8

・2011.3.15　23:30更新
　静岡の富士宮でM6.0直下型が発生。被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
　こちらもかなり大きく揺れましたので揺れの被害が心配です。原発と地震のダブルパンチが続きます。両者に充分注意いたしましょう。

　1・14日22時画像。昨夜下に「神奈川・静岡の沿岸部にM4から5程度の震源がありそうな雲の形状」を書いたのがこの画像からですが、規模はまたも大きなものでした。←3.15静岡東部M6.0
　昨日の2の画像、富士山付近の雲が「一種異様な光景で、強い地震の前に、このような妖気漂う雲の形状が見られる」の関連を疑います。
　また、12日に書いたことをもう一度書いておきます。国内でこのような巨大地震が発生しますと、国内と周辺への連鎖が当然考えられ、数ヶ月の単位でM6から7クラスの発生に十分な注意が必要と考えます。
　相模トラフ、東海・東南海震源域、千島・北海道、南西諸島・台湾、小笠原・マリアナ方面は警戒が必要です。

　2・15日11時全球画像。インドからの帯状の雲が、本州南沖の大きな雲の吹き飛ばし形状らしい海域に吹き込んでいるように見えます。過去例からすると本州沿岸部から小笠原諸島にかけてM6前後の震源と推定します。
また、5時の画像などでは、東北地方太平洋岸にやや大きな余震がありそうな雲の形状が出ていました。

　その他、全球画像では、パプアの南沖からスマトラにかけて、雲の亀裂が2日間続いています。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M

・いつもメールを頂く静岡の方はご無事とのことでした。
・室蘭の方からは、今年に入ってから空に前兆らしい形状の雲が見られず、不気味とのメールを頂きました。

・2011.3.14　23:50更新
　【警戒】当地、本日朝は停電の予定でしたが停電せず。
　表に出ると北の空に東南東ー西北西の断層状雲がシャープに出ていて、緊張させられました。
　雲は、その後、異様な形状なども見せつつ、同方向の波状雲となり、以後、低層の雲に覆われて見えなくなって行きました。
　太陽環も見え、飛行機雲も消え残るようすが見られました。強い地震の前兆であり警戒すべき状況と思います。

　1・7時50分の北東方向の空。シャープな東南東ー西北西の断層状雲。地下のストレスを示すもので、M5以上の強い前兆です。
　2・10時50分の西の空。西の空の南北の雲が富士山頂の位置で、切断されたようになっています。
　画像左側には飛行機雲とその成長した雲。高層にうっすらと東南東ー西北西の雲。
　一種異様な光景で、強い地震の前に、このような妖気漂う雲の形状が見られることがあります。←3.15静岡東部M6.0
　3・12時30分の東方向の空。東南東・房総ー西北西の波状雲。東南東・房総ー西北西・能登半島か北北東・千島ー南南西・銭洲海嶺方位の海域に震源があることになります。

　4・1時赤外画像。千島ー北海道東部ー仙台湾に雲のカットライン。
　直線的な境界前兆雲と言ってもいいかもしれません。このラインは時間とともに南東方向に移動していきましたので、今回のM9.0の震源の北側に強い震源が姿を現した状態かもしれません。
　M9.0後の現在では状況が変わっていると思いますが、現状ではM6前後と思われるもの。←3.15静岡東部M6.0（雲のラインの延長上に震源ありと指摘あり）
　5・13時赤外画像。千島西部を頂点とするV字型の雲の亀裂形状。位置的には上の1時画像と同じような位置で、震源の存在を疑います。

　先日も2003年5月の宮城沖M7のあと、9月に十勝M8発生の例を書きましたが、今回の震源から北海道千島ライン、小笠原マリアナライン、南西諸島・台湾からスマトララインの連鎖に注意が必要と思います。

　現在の時間の赤外画像を見ますと、関東内陸から神奈川・静岡の沿岸部にM4から5程度の震源がありそうな雲の形状が出ています。←3.15静岡東部M6.0

　福島の方からメールを頂きました。ご無事とのことで安心いたしました。しかし、ご親戚や周囲の被害がひどく、安否の確認もままならないとのことで、やはり被害の大きさを感じます。
　本日は頭上に熊のジョンが出ていたとのことです。

・2011.3.13　23:00更新
　津波災害の地域の方々の救助救援が速やかに進むことをお祈りしております

　【注意】当地本日は、雲はなく地気もやや薄くなりました。高い位置の月も久々に白冴え冴えとしているように見えますが、月の周りがやや霞んでいます。
　耳鳴りは、大きなものではありませんが、長い時間キーンの耳鳴りが続いています。

　1・1時赤外画像。北海道上空にシャープなカットラインをもつ雲が出ています。Ｍ4から5程度の震源がありそうです。←3.27根室半島南東沖M3.8
　2・8時可視画像（気象庁提供）。東北地方の東沿岸部から雲の吹き出し形状があります。
　大変嫌なのですが、岩手、福島内陸にＭ4+程度の震源がありそうです。

　なお、3月9日13時代に、熊本地方で、Ｍ2.8、Ｍ3.1、Ｍ2.6の3連発が起きていました。私は三陸沖Ｍ7.3に気を取られて気がつかなかったのですが、熊本方面の小規模連発は、国内大型地震の即発の前兆ということが、また、裏付けられました。

　週間の結果確認につきましては、多忙のため3月末から再開させていただきます。

・2011.3.12　12:30更新
　【注意】大変な被害となり、なくなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方にお見舞い申し上げます。
　本日の当地ですが、地気が3/5程度とやや濃く、飛行機雲が消え残るとともに、地下の強いストレスを示す東西の断層状の帯雲、太陽環が見られます。空は後続注意の不穏な状況です。
　コンパスは振れなし。体感は少々あります。
　今回、このような巨大地震が発生しますと、国内と周辺への連鎖が当然考えられ（すでに中越などで発生していますが）、数ヶ月の単位でM6から7クラスの発生に十分な注意が必要と考えます。
　相模トラフ、東海・東南海震源域、千島・北海道、南西諸島・台湾、小笠原・マリアナ方面は警戒が必要です。2003年5月、宮城沖M7.0発生後の9月の十勝沖M8.0発生の連鎖の事例もあります。十分にご注意ください。
　東海アマ師匠からは、「相模湾も注意」とのメールを頂きました。
　1・11時50分の南東の空。地下の強いストレスを示す東西の断層状の帯雲。
　2・同時刻の南の頭上。はっきりとし太陽環と飛行雲。

・18:30追記　夕方、西方向が焼けるとともに、北東ー南西の吊し雲ふうの分厚い雲が見られました。引き続き後続の地震に注意を要します。
　3・17時40分の西方向の空。北東ー南西の吊し雲のような雲。頭上には火山活動を示すような丸まった鱗雲が見られました。

・23時20分追記　福島の原発、政府発表が本当であれば、炉心容器は無事なようで安心しました。とはいえ、念のため家族でヨウ素剤（内部被ばく障害防止剤）をのんでおきました。　
　4・11時可視画像。相模湾沖から伊豆・小笠原海溝へ雲の亀裂が走っています。この亀裂ですが、相模トラフに近い位置に出ているのが気になります。通常であれば、鳥島東沖のM4から5程度の前兆ですが。←3.17伊豆諸島南部5.0M

・今回の巨大地震につきましては、2月27日の吊し雲、衛星画像から強い震源の存在を指摘。3月1日に震源位置を釧路沖から房総沖の太平洋岸を指摘（今回動いた断層の距離に略同）、3日に国内M6級の注意警報を出しましたが、同時にスマトラ上空の前兆も続いており、空の状況が2004年12月のスマトラ地震前の巨大前兆に酷似していたことから、M7越えはスマトラ、国内はM6程度と誤判断してしまいました。今にして思えば国内でM9に近い地震が発生する前兆だったわけですが、この規模は想像の範囲を超えていました。
　現在、時々メールをくださる福島の方と連絡がつかず、心配しています。

・2011.3.11　23:00更新
　M7.3の翌々日にM8.8が発生という自然の力の恐ろしさに慄然と致しました。東北地方は地震と津波の大変な被害で、なくなられた方も多く、本当に心が痛みます。また、救助が速やかに進むことを祈っております。
　当地は、かなり揺れましたが大きな被害もなく、無事に19時過ぎに帰宅することができました。
　朝、昨日に続いての強い体感を、KSさんの報告掲示板に書き込ませていただきましたが、現在はおさまっています。
　今回、カゼをこじらせて体感なのかどうなのか判然としなかったことを悔やんでいます。

　1・17時40分の西の空。M8.8発生後にもかかわらず、焼けました。但し、透明感のあるもので、この震源は遠方かもしれません。

　2・7時全球画像。スマトラ上空に雲の亀裂形状。
　朝、KSさんの報告掲示板には、この形状をメインにして書き込みました。要注意の形状と考えます。
　3・8時可視画像。中国・浙江省あたりから東に境界前兆雲。
　4・10時赤外画像。青森から茨城にかけての広い範囲で、南北に雲の亀裂形状が入っているのが見られます。←M6級の余震複数あり
　その沖には雲の吹き飛ばし形状。今回の地震の直前前兆かもしれません。（今回の地震の前兆については下記、9日のM7.3の前兆とダブり、同じものと思います。完全な過小評価でした）

・2011.3.10　23:00更新
　【注意】当地、本日もはっきりした雲は見られず。地気はなく富士山が美しく見えていました。
　体感は昨日のＭ7.2発生後に一旦消えましたが、本日午前1時くらいから午前中いっぱい強めにありました。きつかったです。

　1・1時全球画像。スマトラ上空の雲の前兆形状が続いています。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M
　昨日、スマトラの北のニコバル諸島で5.3Ｍが発生していますが、もっと強い震源がありそうです。
　画像では切れていますが、オーストラリアの東、ニュージーランドの北沖に吹き飛ばしの前兆形状。
　2・10時可視画像。沖縄本島の周辺に長大な波状雲が見られます。Ｍ4から5程度の震源と推定。←3.23沖縄本島近海M3.9
　また、石垣島あたりに東西の雲の亀裂あり。
　3・17時可視画像。沖縄の周辺に南北に方向を変えた波状雲が出ています。

・2011.3.9　23:40更新
　【注意】三陸沖Ｍ7.2では、津波もあって多くの方が避難されたとのこと。揺れに遭われた方々にお見舞い申し上げます。

　当地、本日ははっきりした雲は見られず。但し地気が濃いめで夕方も少々焼けました。頭痛、耳鳴りなどの体感（てっきりカゼのせいと思っていました）はＭ7.2発生後、なくなっています。
　1・2時全球画像。スマトラ上空の雲の形状がこのところ長い間前兆を示しているように思います。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M
　2・13時可視画像。台湾東沖に雲の円形の吹き飛ばし形状あり。←3.20台湾5.5M

　三陸沖Ｍ7.2の前兆として、
・2月6日「日本列島から北西の中国内陸にかけて雲の円形状が出ているように見えます。円形状とすれば、雲の周縁部、または中心部にM6程度の震源」
（周縁部でした。前兆が出てから発生までのタイムラグが長いほど規模が大きくなります）
・2月25日「強い前兆雲が出続けました。国内であればM5以上のもの」（この雲の直角方向）
・3月1日「釧路南沖から房総半島沖に雲の亀裂形状が出ています。前兆とすればＭ5以上と推定」
・3月3日「遠方の強い震源の刺激による雲」「スマトラＭ9.0前の12月7日の朝にも似たような形状の南から吹き出すような雲が見られ、その後、東西基調の強烈な帯雲となっていきました」
　･･･等を書いていましたが、全般的に地震の規模を過小に評価していました。

・2011.3.8　22:40更新
　【注意】当地、本日もはっきりした雲は見られず。夕方は西方向が少し焼けました。
　コンパスは振れなし。

　1・17時40分の西の空。濁ったきたない感じのする焼け方でした。
　雲は、南北の低層の雲が少し見られます。

　2・7時可視画像。宮城沖の円形の雲の吹き飛ばしと若狭湾から紀伊半島のＭ4級の震源を円弧状の雲が結んでいるように見えました。←3.9三陸沖M7.3、M6.3、3.11東北地方太平洋沖M9.0
　紀伊半島中部上空をほぼ東西の雲のカットラインが走っており、震源があるように見えます。
　3・18時可視画像。台湾から東北東に雲の吹き出し形状が見られます。←3.20台湾5.5M
　この前の時間では、一本棒の雲が吹き出しているように見えました。
　4・20時全球画像。ニュージーランドから北の海域の雲の形状がオメガ形状に見えます。←4.3フィジー6.4M
　まだ後続が？

・2011.3.7　23:40更新
　【注意】当地、本日は終日の雪、雨で観測は不能。衛星画像でも大きな前兆は見られませんでした。
　体感ややありですが、体調不良のためかも。

　1・11時可視画像。中部から四国に北東ー南西の雲が見られる中、室戸岬あたりを中心にＭ4程度の雲の円形状が出ています。←3.19紀伊水道M3.2
　2・13時可視画像。四日市あたりから飛騨にかけて雲が出ています。飛騨群発前の2月25日の雲に類似。←3.10美濃中西部M3.3

　3月3日に書いたソロモンは、本日、ソロモン6.6Ｍが発生しています。

・2011.3.6　23:40更新
　【注意】当地、本日は昼前から吊し雲が見られました。出始めは東南東ー西北西の短い笹の葉状でしたが、夕方にかけて巨大に成長していきました。
　太陽環、長大な飛行機雲が見られ、高層のエアロゾルが濃い状況です。←3.9三陸沖M7.3、M6.3、3.11東北地方太平洋沖M9.0
　耳鳴りなど強めの体感がありましたが、カゼを引きずっており、体調不良の影響もあるかもしれません。

　1・9時20分の頭上。太陽環、長大な飛行機雲。
　2・11時20分の南東方向の空。東南東ー西北西の短い笹の葉状の吊し雲が整列。Ｍ5以上の前兆。
　3・同時刻の頭上。ゲル状の直前雲

　4・14時可視画像。ナミナミ雲が房総南東沖から西方向に整列。過去例から小笠原諸島方面の強い前兆と思いますが、関東内陸から東へ雲の吹き出し形状もあり、経過を見たいと思います。
　衛星では、その他、襟裳岬沖、先島諸島から台湾に前兆形状あり。

☆先週の地震発生状況からのチェック結果はこちら。

・2011.3.5　23:10更新
　【注意】当地本日は午後から低層の雲に覆われ、夕方は雲が切れた西方向がオレンジに焼けていました。
　夜になって微振動あり。近場の震源がありそう。

　1・7時全球画像。スマトラ南部にやや強めの雲の亀裂形状あり。←4.4インドネシアのジャワ海6.7M
　画像では切れていますが、カムチャッカの北の上空に雲の円形状が出ていました。
　2・14時可視画像。台湾北沖の雲が半円形状で前兆を示しているように思います。
　画像では切れていますが、東シナ海に雲の吹き飛ばしらしい形状があり、その北の黄海上に東西のナミナミ雲が出ていました。←発生せず
　3・16時可視画像。千島西部から北海道・東北地方北部にひろくナミナミ雲。
　千島西部のＭ4程度の活動がまたありそうです。←3.15千島5.0M

　2月25日「岩手内陸の震源も少し動くかも」は、本日、岩手内陸南部Ｍ3.3が発生しています。

・2011.3.4　24:00更新
　【注意】当地本日は前兆らしい雲は見られず。地気もほとんどなし。カラスがみゃーみゃーと妙な鳴き方をしていました。
　コンパスは東に振れ傾向あり。

　1・朝の富士山。新たな冠雪で純白のすばらしい姿でした。

　2・14時可視画像。台湾北沖の雲が円弧状になっており、エッジの下に震源がありそうです。←3.29石垣島近海M5.2
　3・20時全球画像。オーストラリア周辺の東西の雲が強い震源を示しているように見えます。
　南米大陸西岸からオーストラリアの東沖の間の海域にＭ6を超える強い震源がありそうです。←4.3フィジー6.4M

　17日、19日に前兆を書いた、御前崎の遙か南沖の震源を指し示す雲は、3日に、東海道南方沖で深さ300キロを超える大深発のＭ3.5、Ｍ3.3が発生しています。
　これでおさまってくれればいいのですが。

・2011.3.3　23:00更新
　【警戒】当地、朝は低層のアロエの葉のような雲が出ており、スマトラ前の雲に似ているなーと見ていましたが、昼前あたりから雲の雲底高度が上がるととにも東西基調の帯雲となっていきました。一部にゲル状が見られ、発生の迫っている震源が中にひとつあるものと思います。
　カラスの鉄塔天辺四羽を確認。地気は薄い状況。

　1・7時50分の東方向の空。低層のアロエの葉のような雲。遠方の強い震源の刺激による雲と推定。
　2・8時の北北西方向の空。西方向から伸びてくる遠方の強い震源の刺激による雲。
　西の空の雲は同型状で南方向から伸びていました。
　スマトラＭ9.0前の12月7日の朝にも似たような形状の南から吹き出すような雲が見られ、その後、東西基調の強烈な帯雲となっていきました。←3.9三陸沖M7.3、M6.3、3.11東北地方太平洋沖M9.0
　3・17時50分の北東の空。東西の雲の北側が空を二分割する状態になっていました。

　3・8時可視画像。台湾東岸から石垣島の南沖にかけて強めの前兆形状が出ています。
　石垣島の南沖の雲の半円の吹き飛ばしが目立ちます。←3.19宮古島近海M4.9
　4・13時可視画像。銚子沖から山陽へ東西のシャープな帯雲。
　過去例では、千島・北海道と台湾周辺などのＭ5+、海外であればスマトラ、ソロモンなどのＭ6以上の前兆です。←3.7ソロモン6.6M

　衛星ではその他、九州宮崎の沿岸部から南沖に整列した雲やナミナミ雲があり、震源かあるもの思います。
　全球画像では、スマトラ、ニュージーランドの上空に強めの前兆形状あり。

・2011.3.2　22:40更新
　【注意】当地本日も雨→曇りで観測は出来ませんでした。カラスはやや騒がしい状況。

　1・3時全球画像。画像の左端のスマトラ北部に矢印形の雲の亀裂。また。北部の東に円形の雲の吹き飛ばし。←3.12スマトラ北部5.2M
　バンダ海にも雲の亀裂。←3.12バンダ海5.0M
　両者ともＭ5程度の震源があるものと思います。
　2・17日可視画像。東京湾北部を中心にＭ3程度の雲の吹き飛ばし形状あり。←3.12東京湾M4.3

・2011.3.1　22:30更新
　【注意】当地本日も曇り→雨で観測は出来ませんでした。
　コンパスは東に振れ傾向が継続。

　・16時可視画像。九州上空から日向灘、南の沖へ強めのナミナミ雲。
　日向灘のＭ4.6、Ｍ3.6がありましたが、もう少し大きい活動に注意が必要と思います。←3.7トカラ列島近海M4.5、M5.0

・3.2　22:30追記
　2・23時赤外画像。低気圧の影響もありますが、釧路南沖から房総半島沖に雲の亀裂形状が出ています。
　前兆とすればＭ5以上と推定。←3.9三陸沖M7.3、M6.3、3.11東北地方太平洋沖M9.0