1.ここに前兆が繰り返し出ている地域の方は身近な宏観にご注意下さい。中越、中越沖、サハリンなど前兆→それらしい結果の繰り返し後に本震が発生しています。2.「千鳥」は、スマトラ・パプアなど超遠方の前兆を示します。3.【注意】【警戒】などはその日の前兆現象の強さを示すもので、すぐに発生すると言う意味ではありません。

　1・6時全球画像。台風16号起因の境界前兆雲がカムチャッカの南まで伸びています。
　本日固定したように出続けていました。
　2・14時赤外画像。千島南沖ー東北地方北部ー日本海ー朝鮮半島ー上海方面に至る境界前兆雲。過去、強い地震の前兆として出た境界前兆雲と同様に台風起因のもの。
　今月、北海道南部・津軽海峡・東北地方北部にかかる境界前兆は、たびたび出ており、衛星画像の千島ー釧路沖ー襟裳岬あたりを注意して見ています。
　また、朝鮮半島にもたびたび前兆が出ています。（朝鮮半島は地震が少ないそうですが、昨年あたりから発生回数が増えているとのことです）
　3・16時可視画像。この時間では、直線形状から円弧状に変化しています。西日本沖の亀裂形状が目立ちます。

　その他、全球画像では、マーシャル諸島、ニュージーランドの周辺に引き続き前兆形状が見られます。

・室蘭の方からは、快晴が続き目立った雲がなかったが、今日は、南西から東北方向へ噴出しているような雲があり、夕方の焼けも、サモアがあったので引くかと思ったが紫を伴いだしたので注視したいとのメールをいただきました。

　フィリピンの台風被害に続いて、サモア、スマトラと連続の大型地震。多くの方が命を落とされ、心が痛むとともに、明日は我が身の思いをさらに強くしています。
　このサモアとスマトラの前兆につきましては、今月に入ってからたびたび見られた、ムカデ状雲、石垣状雲、座布団状雲、微細鱗雲や椋平虹、焼けなどに対応するものと考えています。
　また、サモアは1ヶ月前の8月30日の6.6Ｍ、スマトラは8月16日のムンタワイ6.7Ｍが前震だったのではないでしょうか。
　このふたつの地震については、後続があるはずと推測していましたので、いまだ赤文字の前兆←結果を書き込んでいません。

☆前兆としては、下記のようなことを書いていました。
8月21日「遠方の強い震源の刺激」「Ｍ6以上の震源の影響に因る」
8月23日「帯雲+まつ毛形状の変形とすれば当地よりは距離のある震源」
9月1日（4週間+1日前）「パプアの南に東西の雲の亀裂」
9月8日（3週間+1日前）「伊豆大島近海での小規模が2回発生」「オーストラリア大陸の東沖〜ニュージーランドにフカヒレ形状の雲。このあたり、前兆→Ｍ6〜7の発生が繰り返しています。飛び抜けて大きな本震がなければいいのですが」
9月10日「チリ、ＮＺ周辺、インドネシアなどのＭ6以上の2週間前兆」「ミクロネシアからポリネシアへ雲の亀裂形状。Ｍ6+」←当日の画像の亀裂ラインを参照
9月11日「朝から強い前兆雲が出ておりました。海外Ｍ6以上」「スマトラＭ9の前兆と比べると密度、輝きの点で数段弱い」
9月13日「このところの空の状況は、スマトラＭ9.0前に非常に似ている」「スマトラ、ニュージーランドなどのＭ7超級の可能性もあり」
9月14日「スマトラ島の西岸から西方向に雲の吹き出し形状」
9月15日「スマトラ上空に、昨日に続き雲の吹き出し」
9月16日（2週間前）「スマトラ上空の雲の亀裂が続いて出ています」
9月17日「オーストラリアとニュージーランドの間に雲の亀裂形状」
9月18日「やはり遠方の震源」
9月23日（1週間前）「スマトラ地震前を彷彿とさせる、微細鱗雲が出現。妖雲度4.5/5」
9月28日「遠方の震源を示す、石垣状、座布団状の雲が広く出ており、一部には微細鱗雲も」「海外であれぱＭ6以上と思われる雲の形状」

　1・8時可視画像。北海道中部上空にナミナミ雲。
　2・13時全球画像。台風16号の雲が、朝鮮半島から津軽海峡にかかっていますが、このところ津軽海峡から襟裳岬をとおり千島南沖へ雲がかかることが多く、震源があるのではと思っています。←10.10浦河沖Ｍ5.1、根室半島南東沖Ｍ5.5
　また、台湾からフィリピン北部へＭ5+と思われる雲の亀裂。台湾側には雲の円形状も。←10.4台湾Ｍ6.3

　今朝方の沖縄本島北西沖Ｍ5.9は、14日、23日などに前兆を書いていました。また、12日には、濃密な雷雲の整列がありました。（土曜日の直前雲は少し遅れましたが、これに対応？）

　このところ、各宏観掲示板は、piscoとHAARPの話題でもちきりですが、piscoの基本姿勢は、雲前兆は敬遠ですので（以前に私の雲画像のすべてを送ったことがありますが、受け取りましたのメールすら来ませんでした）、少し雲前兆も参考にしていただければと思いますが、方針ですから仕方ないですね。
　そんなこともあり、新設観測点での初めての大きな異常で、過去の前例データがないということもあり、当サイトではpiscoの警報は、ほとんど取り上げませんでした。

　1・9時の南東の空。鱗からなる雲が北東ー南西に。雲の南東側の端面はシャープな直線。
　2・同時刻の頭上。海外であれぱＭ6以上と思われる雲の形状。←9.30サモアＭ8.3、スマトラＭ7.6
　3・15時の西の空。ほぼ南北の帯雲群ですが、反物が風になびくような形状が見られ、ひょっとすると妖雲？かと思います。
　新潟など北陸方面と伊豆・小笠原諸島方面の前兆で、Ｍ5以上ではと推定。
　高層には北東ー南西の巻雲、北西指向の帯雲などあり。

　4・8時可視画像。伊豆半島上空に雲の集中が見られ、その西側の御前崎、伊勢湾に雲の吹き飛ばし形状が見られます。
　新潟〜能登〜若狭湾に弧を描く雲があり、御前崎あたりを中心とする円形状にも見えます。
　5・9時可視画像。上の雲の吹き飛ばしが連結し、北からの雲が浜名湖辺りを指向しているように見えます。
　単発とするなら大きな震源ではありませんが、このあたりの前兆は継続しています。
　6・13時全球画像。本州の太平洋岸からマリアナ諸島にかけて、雲の吹き飛ばしらしい形状が出ていました。

・東京勤務の方からは、11時、東側は東南東へ向かう高層の鱗雲の帯があり気になったとのこと。上の9時画像の三浦半島の北にも南東ー北西の帯雲が見られます。

　1・8時可視画像。朝鮮半島から雲が東に伸びて、新潟から宮城を横断し太平洋に抜けています。
　過去、宮城沖などの強い地震の前にこのような雲が出たことがありますので、北海道南東沖から宮城・福島沖は、2週間程度注意を要します。←10.2北海道十勝沖Ｍ5.0
　御前崎ー浜名湖辺りを中心とするＭ5+の雲の吹き飛ばし形状らしきもの。←10.5三重南東沖Ｍ4.8
　そのほか、茨城内陸、豊後水道から日向灘、九州中部内陸などにＭ4前後の雲の吹き飛ばし形状。
　2・9時可視画像。千島上空にはっきりしたナミナミ雲があり、続いています。←10.11北西太平洋Ｍ5.9
　3・13時可視画像。宮城・仙台湾から千葉・東京にまでへばりつくべったり雲。やはり三陸沖から福島・茨城沖にかけてＭ4から5の震源がありそうです。
　九州西部を中心に雲の同心円形状あり。

・静岡の方からは、夕方、頭上におおむね南方向が中心の雲の同心円があったとのメールを頂きました。上の御前崎あたりを中心の雲の吹き飛ばしに対応？

　1・6時10分の西の空。かみさんが撮影したものですが、鱗雲が東西に整列していたようです。
　当地では、この手の雲の場合、長手方向の南北方向に震源があることが多く、昨夕の南北の雲の震源と同一のものと判断します。←9.28父島近海4.1Ｍ
　2・10時40分の頭上。南東ー北西の雲の雲底がゲル状の48時間直前状態になっていました。
　15時すぎに千葉南東沖Ｍ4.3が発生していますが、まだもう少し強い後続がある可能性もあると考えます。
　3・11時10分の西の空。クルマで移動中でしたので正確な方向は不明ですが、西南西・紀伊半島ー南九州方向に収束しているようでした。

　4・13時可視画像。南九州上空を雲が取り囲む形状が見られ、前兆の可能性があります。
　紀伊水道沖には、薄い雲が楕円の半円形状をつくっています。
　5・13時全球画像。カムチャッカ半島沖に低気圧がありますが、雲がきれいな円形状を作っています。気圧変化による地震の発生があるかもしれません。

　さて、24日に、26日は「19日の赤焼け雲から一週間、12日の主に北海道南部にかかった境界前兆雲から2週間」なので注意が必要と書きましたが、多摩、奄美のＭ3級、千葉南東沖Ｍ4.3でＭ5以上の発生はありませんでした。
　従いまして、次は（19日から）10.5日後の30日〜1日、14日後の10月3日あたりの発生が懸念されます。

・静岡の方からは、今日は耳圧が気になったとのメールをいただきました。私も本日は耳に圧がかかっているのを感じています。

　3・8時可視画像。茨城沖ー房総半島ー銭洲海嶺に出ている雲は、ほとんど終日動かずにへばりついていました。また、東北地方上空に日本海側指向の雲が見られます。←10.2茨城沖Ｍ4.5
　画像では切れていますが、千島北沖に北東ー南西の雲の亀裂形状。←10.26オホーツク海Ｍ5.2
　4・15時可視画像。千島上空にナミナミ雲。北海道の上空には、昨日の13時画像でも見られた南北の帯雲が出ています。

・東京勤務の方からは、１２時３０分、南側に北東から南西に向かう高層の雲（鱗雲から巻雲）があったとのメールを頂いています。

　1・9時20分の東の空。北東ー南西の帯雲。一部に細かい鱗や波状を伴う、やや強い前兆と思われるもの。
　2・11時40分の北の空。やはり北東ー南西の雲。鈎型形状が見られ、当地からは距離のある震源のものと思われますが、珍しい形状。
　3・同時刻の頭上。畝の長手方向が北東ー南西の波状雲。

　4・13時可視画像。千島上空に細かいナミナミ雲。襟裳岬に南北のうっすらとした亀裂。←10.2北海道十勝沖Ｍ5.0

　明日が半月で、19日の赤焼け雲から一週間、12日にの主に北海道南部にかかった境界前兆雲から2週間が、26日となります。
　過去例から注意が必要と考えています。

　本日、16時過ぎ、メキシコの西沖の太平洋で、6.4Ｍが発生。
　昨日書いた「過去の海外・国内の複数震源の後続」に対応するものと考えます。
　

・東京勤務の方からは、午後3時、北北東と北東に短い筋雲があったとのメールを頂いています。

　1・7時の頭上。座布団状の石垣状の雲。東方向では北東ー南西のシャープな帯雲になっていました。
　2・7時50分の頭上。北東ー南西に出た、透明度の高い石垣状の雲。
　遠方の強い地震の前兆です。
　3・同時刻の東の空。低層に、北北東ー南南西の太い帯雲がありました。
　4・9時40分の頭上。スマトラ地震前を彷彿とさせる、微細鱗雲が出現。妖雲度4.5/5。←9.30スマトラＭ7.6
　5・12時30分の南西の空。非常に細かい鱗、櫛の歯状の雲。
　過去の海外・国内の複数震源の後続があるときに見かける妖雲です。
　6・16時20分の西の空。高層に北東ー南西の波状雲。緻密で輝きがあり、強い前兆です。

　これらの雲の類似例を調べると、2000年7月27日、2007年10月15日、22日から23日、2008年7月11日などがあり、いずれも海外Ｍ6超級と国内Ｍ5から6の海域の複数の震源が後続しています。
　国内では、北海道南東沖から福島・茨城沖、小笠原諸島、南九州沖・南西諸島などを疑います。←10.4台湾Ｍ6.3
　海外では、沿海州沿岸、千島、マリアナ、スマトラ、チリなど。←9.30サモアＭ8.3、スマトラＭ7.6
　また、8月の初めから静岡沖などの発生までの状況にも似ているように思います。

　7・13時赤外画像。高知大さんの可視画像が見られないのが残念ですが、朝から13時あたりまでの赤外画像で、千島南沖ー襟裳岬ー津軽海峡ー日本海ー山陰沿岸・対馬海峡にシャープなラインの雲が見られました。 ←10.2北海道十勝沖Ｍ5.0
　やはり北海道周辺に震源があるように思えます。

　本日、南極近くのマクワイア諸島で6.0Ｍが発生。18日「オーストラリア〜ニュージーランド〜南極間に、強めの前兆形状」の結果と考えます。

・東京勤務の方からは、11時、「頭上を通り、北東へ向かう高層の鯖雲の帯が南西から繋がっている」「西南西からはＦを裏文字にして逆さにした感じの太い灰色の雲と北北東からの延長線上を西へ頭上から真西へ向かう太い灰色の雲の帯があります。この２本は１０時に観測したときから、１時間経っているのに変りません」とのメールを頂きました。鳥達が人間が近寄ってもあまり逃げず、餌とリに夢中になっている状況が見られたようです。

　衛星画像は、高知大可視画像が更新されず。全球画像では12時画像で、南西諸島の南沖からパプア北沖への直線的な雲の亀裂がありました。

　本日、福島沖Ｍ4.7が発生。16日「長野・群馬から福島・宮城沖へ境界前兆雲」、9日「東北地方の上空に南北の雲の亀裂があり、千島・北海道と福島・茨城沖の前兆」などを書いていました。

・東京勤務の方からは、真東へ向かう太目の灰色の筋雲が南側に。昨日から鳴っている耳鳴りは意識すると、東方向から継続しているとのこと。　

　1・9時可視画像。千島上空にはっきりしたナミナミ雲。Ｍ5以上があるかしれません。
　画像では切れていますが、これに絡んで中国ー朝鮮半島方向から津軽海峡・襟裳岬を指向する雲があり、高気圧の影響かもしれませんが、目立っていました。←10.2北海道十勝沖Ｍ5.0
　発荷峠ライブには、東西の雲が見られ、時間によっては乳房雲らしき48時間直前雲も出ているようでした。
　2・同時刻の画像。関東上空から房総東沖に広くべったり雲が張り付き、大きなものではありませんが、複数の震源がありそうです。
　静岡西部から愛知上空にＭ4から5程度の雲の円形状。
　3・10時可視画像では、伊豆半島南沖から北北東の神奈川内陸に短い雲の亀裂がありました。
　房総東沖に雲の亀裂。
　4・19時全球画像。千島から本州東沖に雲の亀裂形状。Ｍ5前後と思われるもの。

　新月、台風通過後に昨日の択捉4.6Ｍ以外、目立った発生がなく、関東とその沖、南九州・日向灘、小笠原などに注目しています。

　本日、ブータン6.3Ｍが発生。11日「中国内陸からバングラデシュ方面へ雲の直線的な亀裂形状がありました。Ｍ6以上の前兆」（バングラデシュはブータンの南）に対応するものと思います。

・東京勤務の方からは、11時、低層の黒雲に西南西方向からの放射形状があり、東方向からの耳鳴りがあるとのメールを頂きました。

・室蘭の方からは、昨日は、渡島半島一帯がオレンジに焼け、今朝も紫に染まった焼けがあり、南から北に向かい放射状に雲が延びていたとのメールを頂きました。

　1・4時全球画像。ニュージーランド周辺に雲の円形状。

　2・10時可視画像。台風の雲のエッジが、昨日も書いた、北海道東部←10.2北海道十勝沖Ｍ5.0、東北内陸、小笠原海溝の東にかかっています。
　3・15時可視画像。北海道東部上空の雲に、直線形状など。

　9月6日に書いた「沿海州ーオホーツク海ー朝鮮半島ー中国南西部ーフィリピンの巨大な雲のＳ字形状」は、18日・フィリピン6.0Ｍ、同日の「ボルネオ島からスマトラ南部・ジャワ島西部に弧状を描く雲が出ており、Ｍ6前後」は、19日・モルッカ北部5.8Ｍ、バリ島5.8Ｍが発生しています。

☆私は宏観観測を始めた後、宏観現象の裏側には、通常の目に見える感覚では説明できないものがあるのを感じまして、量子力学の本を読み始めました。
　静謐に見える宇宙空間も、量子力学的なエネルギー活動に満ちていること、手を一振りしただけで、いくつもの巻き取られた上位次元を横切っているかもしれないことなどを知り、大形地震前の弱い地震の抑制も量子力学的に説明できそうなことに気がつきました。宏観現象は、（未発達ですが）量子力学でこそ説明できるもので、通常の人間の感覚とは相容れない量子の世界でしか説明できない部分が多いと思っています。
　しかし現実には、未発達な量子力学の研究より、量子の世界の真実に近づいているのは、いまは哲学的な思想の世界かもしれません。

　「Ｑの成幸読書箱」というサイトの「ポケット般若心経」に次のような記述があります。引用させて頂きます。
　【「色即是空（空即是色）」については、本来は「形あるもの（色）は形がなく（空）、形がないもの（空）は形がある（色）」と説明される。これでは何のことかわからないところ、ひろ氏は見事な比喩を使って説明する。「美しい薔薇には棘がある、棘があるから薔薇は美しい」、と。美しいと思っているものは同時に危ない要素もあり、危ないからこそ美しいという側面がある。つまり、モノ（客体＝「色」）を見るときは、見る側の物差し（尺度）によって見ているに過ぎず、実際はモノ自体をとらえてはない】
　http://plaza.rakuten.co.jp/katamich/diary/200504070000/

　1・17時50分の南西の空。西の遠方に北東ー南西の雲と、その雲から東側（こちら側）に、西指向の枝別れの雲。
　但し、過去の震災前兆の雲のように全天に拡がるものではありませんでした。

　2・0時全球画像。サハリン〜北海道〜三陸沖〜小笠原海溝の東沖にうっすらと雲の亀裂形状。台風の雲を貫いて出ているように見えました。
　3・19時全球画像。台風が作りだす雲が、紀伊半島南東沖ー東海・中部ー北陸沿岸ー東北地方北部ー北海道南東沖へ長い時間かかっていました。雲のエッジの下の地域はＭ5+の発生に注意が必要です。←10.2北海道十勝沖Ｍ5.0（発生するなら1ー3週間程度ではと思います）
　また、0時画像の雲の亀裂は、まだ残っているように見えます。また、北海道南東沖には雲の吹き飛ばしがあり、震源は、過去例から北陸も気になりますが、北海道南東沖など北海道の周辺かもしれません。

　上の1、3のセットですが、2004年10月16日や2007年7月11日〜12日に出現した直視の赤焼けレリーフ状雲と衛星画像の円弧状境界前兆雲のセットに類似しています。（2004年10月23日・中越地震、2007年7月16日・中越沖地震）
　また、2008年6月14日の岩手地震の2日前にも、直視で類似の雲が出ています。
　これら過去のデータからは、台風の気圧変化（+月の潮汐力）・赤焼けレリーフ状雲・衛星画像の境界前兆雲がセットになったときは、日本列島と周辺（台湾・マリアナ・カムチャッカなど）←10.4台湾Ｍ6.3の強い地震発生に注意が必要ということが導きだせるかと考えています。

・静岡の方からは、昨日に続いて今日の夕焼けも不気味だったとのメールを頂きました。

　1・5時50分の南東の空。私は爆睡中でかみさん撮影。ばらついた鱗を持つ龍体帯雲が東北東ー西南西に。
　過去例では、主たる震源は遠方の可能性が大きいと思います。
　2・同時刻の頭上西の空。こちらには細かい鱗を持つ妖雲が北東ー南西に。
　3・7時の南の空。この時点では、形が崩れ、ばらついた形に。鈎型形状が見え、やはり遠方の震源を示しています。
　4・同時刻の南東の空。東南東ー西北西の波状雲が整列。各掲示板で関東の方が報告されている、東西整列の波状雲、畝雲と同一の震源によるものと推定。
　5・8時の西の空。画像の雲の長手方向は、北東ー南西。この方向か直角方向の北西ー南東に震源がありそうです。
　6・ 9時の南方向の空。相模湾上に、東西の波状雲。
　7・10時前の富士山。山頂付近にへばりつく雲がありました。

　8・9時可視画像。北海道十勝内陸から東へ雲が吹き出し、北海道南東沖では亀裂形状が出来ています。釧路沖などのＭ5程度では。←10.10根室半島南東沖Ｍ5.5
　9・同時刻の画像。一番気になる強い前兆形状として、九州西部から南西の東シナ海に大きく広がる雲の円形の吹き飛ばしがあります。（円内）←10.30奄美大島沖Ｍ6.8
　Ｍ5から6の3週間前兆ではないかと懸念します。
　この円形状の長崎・熊本あたりから東北東へ雲が直線的に伸び、群馬あたりまで伸びています。
　また、伊豆半島・駿河湾南沖を指向する雲があり、銭洲あたりでの後続がありそうです。
　画像では切れていますが、福島・茨城内陸から沖にＭ4〜5程度の雲の円形状が見られました。←9.19茨城沖Ｍ4.0
10・14時赤外画像。上に書いた長崎・熊本あたりから東北東へ雲の雲は、福島沖まで続く雲の亀裂形状になっています。
　また、サハリン・沿海州あたりの雲と房総南沖の雲に前兆形状が見え、今朝、関東上空で見られた波状雲の震源は、この東西南北それぞれの震源を示しているのかもしれません。
　なお、波状雲は国内と周辺の海域震源を示すものですが、ムカデ状、肋骨状になっているものは、赤道方面、オホーツクからアリューシャンなど超遠方を示すものと思います。←9.30サモアＭ8.3、スマトラＭ7.6

　全球画像では、ロシアの沿海州から北の内陸にかけて広く雲の吹き飛ばし。ベンガル湾からスマトラの雲はばらけ始めており、そろそろ発生がありそう。
　また、昨日の深夜から、オーストラリア〜ニュージーランド〜南極間に、強めの前兆形状が出ています。←9.23マクワイア諸島6.0Ｍ

・東京勤務の方からは、12時30分。東側はうろこ状の雲に全面覆われており、カラスが騒がしいとのメールを頂きました。

・静岡の方からは、夕焼けは紫色の混ざったような目にしみる焼け方だったとのメールを頂きました。

・室蘭の方からは、西方向に微細粒を伴った雲が北東ー南西ラインに横たわるように見られ、龍の腹のようだったとのメールを頂いています。夕焼けは広がりや強さは先日程ではないが、紫に染まったとのことで、やはり台風接近とともに動き出している震源がありそうです。

　1・7時の南の空。形の崩れた東西の断層状雲。地下のストレスを示すもの。
　2・16時40分の東の空。東西方向に櫛の歯状の雲が整列。
　伊豆・小笠原諸島と新潟方面のＭ4前後の前兆と推定。
　3・17時40分の西の空。かなり強く焼けました。雲は南北方向で昨日から継続。
　画像の左側にはシルエットの富士山。
　4・17時50分の南の空。北東ー南西の帯雲が焼けた空に横たわっていました。
　5・同時刻の北東の空。2の画像の雲が、成長して太いものとなり、赤焼け。
　空が汚く見え、強い震源が存在する気配を感じます。

　6・17時可視画像。北海道の紋別ー大雪山ー浦河沖に二分割雲。その東側に半円を描く雲。←10.10浦河沖Ｍ5.1
　Ｍ4前後の2週間前兆では。
　7・同じ画像。本州の沖には、北東ー南西のシャープな雲が見られ、上の4の画像の雲がその北側と思われます。
　直接震源を示す雲というよりも、地下のストレスを示す雲と思います。
　富山湾ー伊勢湾ー紀伊半島ラインにＭ4前後の震源を示すと思われる雲が蝟集しています。
　ただ、紀伊半島は、全球、可視とも周囲から指向する雲がたびたび見られ、注意して状況を見ています。

　衛星では、その他、千島中部に雲の円形の吹き飛ばし、オーストラリアとニュージーランドの間に雲の亀裂形状がありました。

・東京勤務の方からは、11時30分、西側は頭上から真西へ７個の団子状の大きめの雲が地平線まで一直線に繋がっているのが気になったとのことで、昨日も数は少ないものの、同じ方向の雲の列があったとのことです。

　1・14時30分の北の空。ほぼ東西の帯雲から南方向へまつげ形状が出て、半ムカデのようになっています。当地からは距離のある震源による前兆。
　2・16時30分の西の空。高層に入り乱れた巻雲。
　3・17時40分の西の空。西方向の焼けと共に、箱根方面に南北の黒く見える断層状雲。

　4・0時赤外画像。長野・群馬から福島・宮城沖へ境界前兆雲。←9.22福島沖Ｍ4.7
　5・9時可視画像。千島の南沖〜釧路〜十勝〜渡島半島南端の恵山岬へ雲のカットライン。
　この画像の後に、浦河沖Ｍ3.6、釧路沖Ｍ2.8が発生していますので、その前兆かもしれませんが、タイムラグからすると後続もありそうです。
　この時間の画像では、ほかに雲の大きさとしては小さいものですが、新潟市上空にまっすぐ北の沖合い、および柏崎方向へ直線ラインを見せる雲、房総半島銚子指向の雲、若狭湾を取り囲む雲などがありました。
　6・11時可視画像。中国の東沖の東シナ海に雲の亀裂や円形の形状。前兆形状ではと思います。
　7・15時可視画像。北海道上空の雲に擾乱状態が見られます。5の画像の震源によるものとすれば、これから発生する震源と推定します。ご注意下さい。←10.10浦河沖Ｍ5.1、根室半島南東沖Ｍ5.5

　全球画像では、インドシナ半島からスマトラ上空の雲の亀裂が続いて出ています。←9.30スマトラＭ7.6

・室蘭の方からは、朝はオレンジ焼けした雲、日中、西から東に広がるように大きめの石垣雲があったとのメールを頂いています。テレビのお天気カメラでは北海道の広範囲に朝焼けが見られたようです。

　1・7時の南の空。低層に北東ー南西の帯雲。
　2・8時10分の北東の空。中層に東ー西の雲。
　低層にほぼ北北東ー南南西に横たわる帯雲。北収束のように見えました。Ｍ5前後の前兆と推定。
　3・同時刻の北西の空。雲底に東西整列の波状の畝。低層に西からのビーム状の放射雲もあり。

　3・13時可視画像。北海道の岩見沢あたりにＭ4程度の雲の吹き出し形状。
　4・17時全球画像。画像左のスマトラ上空に、昨日に続き雲の吹き出し。←9.30スマトラＭ7.6
　画像右下、パプアの北東沖に雲の円形状。
　5・21時全球画像。ロシアのアムール州から千島をとおり、本州のはるか東沖への雲の直線形状。
　低気圧ー高気圧ー低気圧という配置で、気圧変化からも地震が発生しやすい状況ではと考えます。
　直視の雲の方向とも合いますが、直視の東西方向は、東・銚子沖、西・山陰沿岸方面にＭ4から5程度の震源ではと思います。
　また、南九州ー南西諸島には前線に伴う亀裂形状が出ていますが、長時間形状を保持しており、前兆？
　そのほか、朝の画像では、朝鮮半島から山陰・若狭湾ー紀伊半島東岸を指向する雲がありました。

　ＫＳさんの報告掲示板で、以前も書いたことがある、「自分の手法以外の宏観観測は撲滅」運動展開中の方が、論議と荒れを呼んでいます。
　掲示板での生殺与奪の権限を握る管理人さんの真心あふれる懇切丁寧な苦言には無視・無反応。さらに、「その板の主旨に合わないことは書かない」「ムダな改行をしない（ケータイ利用で料金が嵩む方もいる→ちょこちょこDelしてやれば済むこと）」「マルチポストはしない」など、ごく一般常識的な掲示板利用のマナーも、他の利用者に何度注意（ケータイ利用の方からのものは悲鳴に聞こえる）されようと無視。
　これらの姿勢から見えてくるのは、「お前ら間違っているぞ」「オレが正しく啓蒙（無知蒙昧を啓くこと）してやるからついて来い」というスタンスで、リーダーとして愚民を導くという義務感を感じておられるようです。
　（通常、このような強い姿勢は、主義主張も異なる人が集まる他人の掲示板では控えるのがマナーですし、仮にやったとしても、板が荒れてしまうのがオチ）
　管理人さんとしては、他の利用者のレポートを完全否定する発言は、問答無用で削除しても良い訳ですが、なぜ、それをしないで丁寧な苦言（お願いと言ってもよい）にとどめているのか、それは書かれていることの価値を認めているからにほかならず、うまく他の利用者（及び書き込み内容）と認め合って、共存する方法を考えてみてもらいたいですね。

・東京勤務の方からは、最近になく、カラスが多く観られ、騒いでいるとのメールを頂きました。

・静岡の方からは、富士の地震後、朝目覚めた時には昨日来の耳痛はなくなっていたとのメールを頂きました。

　1・7時の南東の空。北東ー南西の低層の雲が出ており、帯状の雲底にはねじれ形状が見られ、強い前兆を示すものと考えます。
　頭上のものは白い座布団状でした。
　2・8時10分の南西方向の空。やはり雲底にねじりの入った雲が北東ー南西に。
　3・14時30分の北方向の空。「ゴッドフェニックス？」と思わずつぶやいた雲。右側のエッジを含めて雲全体は、北西ー南東に。朝の北東ー南西から方向が変わっています。
　4・15時30分の西の空。北西指向の雲が出ており、このとき東の空には低層の北西ー南東の太い帯雲がありました。
　5・同時刻の北方向の空。はるか遠方に北西ー南東の雲の亀裂。
　形状は、非常にシャープ。
　6・17時30分の西の空。西方向が少し焼け、箱根の向こう側にほぼ南北の断層状雲？が黒く見られました。
　マリアナ〜小笠原〜伊豆諸島と新潟方面の活動前兆。
　7・17時30分の東の空。高層には北西ー南東の櫛の歯状雲があり、櫛の歯の向きは北東ー南西。飛行機雲も消え残る状態。
　低層にはほぼ南北方向の積雲ふうの帯雲。過去の強い地震の前にも出現例があり、今回は、海外遠方の前兆であれば良いのですが。

　8・8時可視画像。三浦半島あたりを起点に、北東の茨城沖への雲と、相模湾上にかかる雲が見られます。
　また、三浦半島から東南東の房総はるか沖へ伸びていく雲もあり、このあたりの強弱が、直視の雲の方位の変化になっているのかもしれません。
　単発の前兆と捉えれば、Ｍ4前後の2週間前兆です。
　8・10時全球画像。スマトラ島の西岸から西方向に雲の吹き出し形状。直線がシャープでＭ5前後の活動と推定。←9.30スマトラＭ7.6
　画像では切れていますが、ニュージーランド上空にも同じような形状がありました。
　9・11時全球画像。北海道を中心とする雲の円形状があり、円の中心部か、周縁部にＭ5から6そこそこの震源があるものと思います。←10.2十勝沖Ｍ5.0
　円の中心部であれば、北海道の12日の境界前兆雲の下のエリア。
　円周部の国内ですと、房総半島南東沖から伊豆諸島南部・小笠原北部、本州中部から中国地方。海外では沿海州内陸、北朝鮮北部など。3週間程度の前兆と推定しますが、発生が伸びるようだと、Ｍ6後半になるかもしれません。
10・18時赤外画像。画像の右側で、沿海州内陸から吹き出した雲の東側端面が、北陸沖の日本海、房総沖へ伸びているのが気になりました。

・東京勤務の方からは、12時、真西地平線へ南東方面から団子状の丸い雲が４個繋がって並んでいて、これが一番気になったとのメールを頂いていますが、当地でも同時刻に東の空に、積雲が南東ー北西に整列しており、遠方の強い地震前兆と見ておりました。

・静岡の方からは、薄いベールのような雲に二本の飛行機雲が突っ切った跡が残る状況が見られ、体感は、耳圧から耳痛へランクアップしているのが気になるとのメールを頂きました。

　1・12時30分の南西の空。強い震源による刺激雲が縄文火焔土器ふうに噴出しています。「火焔」の方向は南指向。遠方の基部は東北東ー西南西に横たわっていました。
　2・14時20分の南東の空。刺激雲は、遠方、超遠方の大形震源を示す鈎型巻雲「千鳥」に変化。
　これだけしっかりしたものだと小笠原、マリアナのＭ6超級、スマトラ、ニュージーランドなどのＭ7超級の可能性もあります。←9.30サモアＭ8.3、スマトラＭ7.6
　3・14時20分の頭上。北東ー南西の透明感のある細かい鱗、波状の模様を持つ妖雲が彩雲に。
　やはりかなり強い震源の影響によるものと判断します。
　4・14時50分の南の空。雲は東北東ー西南西の帯雲だけに。
　5・18時20分の西の空。ブレた画像で済みません。西がきつく焼けました。

　6・6時可視画像。南九州から沖にかかる東西の雲。
　鹿児島沖には、雲の亀裂。この南九州から沖周辺の雲の形状は、Ｍ5+かもしれません。←10.3桜島爆質的噴火
　7・13時可視画像。東北地方から北陸上空にナミナミ雲。
　三陸沿岸部、能登周辺に弱い震源がありそう。

　そのほか衛星では、北海道中央部に東西の雲の亀裂形状がありました。
　カムチャッカ沖には、雲の亀裂形状。

・静岡の方からは、夕方の西方向の焼けの画像を頂きました。当地の状況（5の画像と同傾向だったようです）

　1・7時可視画像。北海道東沖ー帯広ー室蘭ー渡島半島南部ー津軽海峡西ー北陸沖ー山陰沿岸ー北九州沖ー対馬海峡へ至る境界前兆雲が出ています。←10.10浦河沖Ｍ5.1、根室半島南東沖Ｍ5.5
　特に北側では美しい円弧を描いており、エッジの下での地震発生に注意が必要ですが、可視画像で見ると単独で出ていませんので、Ｍ5+程度の3週間前兆（早いと1週間程度）ではと推測します。
　また、この雲の内側で、房総南沖から伊豆諸島をスポーク状に指向する雲が出ていますが、収束先には、雲の円形状、さらに雷雲の発達があり、こちらにも震源がある可能性があります。
　似た形状の例としては、2008.2.27、2009.1.30ー31などがありますが、内側とエッジの下での複数発生例が多くなっています。
　2・8時赤外画像。状況は7時画像と変わっていませんが、沿海州には雲がへばりつき、朝鮮半島北部に半円形の雲。南九州指向の帯雲群。
　3・17時赤外画像。北海道東沖ー津軽海峡西ー北陸沖ー山陰沿岸へ直線的に姿を変えた境界前兆雲。小笠原諸島の東沖から沖縄諸島へ直線的に雷雲が整列しており、このような雷雲の発達の下には震源が有る場合があり、チェックしておくことが必要と思います。←9.13奄美大島北東沖Ｍ4.4
　2004.9.5の紀伊半島沖地震の前、7.24、8.24にも、震源付近に雷雲の発達が見られました。
　また、他の時間の画像では、この雷雲の列と、紀伊半島の間にＭ4から5程度と思われる雲の楕円形状が見られました。

　昨日の宗谷支庁北部Ｍ3.6、Ｍ3.5は、約3週間前の8月22日「北海道北部から襟裳岬に弧を描く雲」、31日、9月1日など、会津地方Ｍ3.0は、8日「会津ー仙台湾ーその沖」、9日「会津あたりを指向」、8月20日から断続的に前兆を書いてきた小笠原は本日、小笠原南部5.2Ｍが発生しています。
　本日、岡山北部Ｍ3.3は、9日「岡山・広島・山口に楕円形の雲の吹き飛ばし」、昨日の「大阪から山口・下関に至る境界前兆雲」などを書いていますが、瀬戸内・中国方面は、まだ後続がありそうです。

　1・6時の頭上。私は爆睡中でしてかみさん撮影。細かい鱗雲。Ｍ5以上の前兆ですが、鱗雲系につき震源方位の推測は難しく、あえて言うと北東ー南西方向のように思えました。
　スマトラＭ9の前兆と比べると密度、輝きの点で数段弱いもの。
　2・9時の南東の空。北東ー南西の鱗を伴う雲。
　3・9時20分の頭上。細かい鱗雲は、やや大柄な羊雲に変化。石垣までの大きさはありませんでした。透明感があり、妖雲度4/5。
　4・12時、忍野で撮影。富士山には雲がかかってしまいました。
　雲は、海外など遠方の震源を示す、入り乱れた形状。

　5・7時赤外画像。千島、北海道東部に強めのナミナミ雲。←9.20択捉島4.6Ｍ
　画像では切れていますが、サハリン、東北地方北部にも同様の雲。←9.13サハリンＭ4.7
　形状のばらけが見えて、前兆電磁波が減衰し始めているように見えました。
　6・上と同じ7時画像。三陸沖を頂点として、三陸沖ー北陸沿岸ー山陰沿岸ー対馬海峡のラインと、三陸沖ー千葉茨城県境部ー相模湾沿岸ー御前崎ー紀伊半島のラインを見せる雲。
　頂点の三陸沖での発生を懸念しますが、ライン上での発生も考えられます。←9.22福島沖Ｍ4.7
　また、対馬海峡・北九州沖に雲の吹き飛ばし形状。
　南九州上空にナミナミ雲が出ています。両者はひとつの震源を示しているのかもしれません。
　7・9時可視画像。大阪から山口・下関に至る境界前兆雲←9.12岡山北部Ｍ3.3、Ｍ2.8。紀伊半島にも、小さなナミナミ雲と亀裂形状。南九州のナミナミ雲は継続。

　なお、昨日1時の全球画像では、北朝鮮の北東部中心のＭ6級の円形の雲の吹き飛ばし形状が見られました。

・1:50追記　現在、微震動が頻繁。
　8・11日23時の全球画像。小笠原の東沖から南西諸島をとおり、中国内陸からバングラデシュ方面へ雲の直線的な亀裂形状がありました。Ｍ6以上の前兆です。←9.21ブータン6.3Ｍ

・福島の方からは、鰯雲が新潟〜北陸に向かっているようだったとのメールを頂きました。

・東京勤務の方からは、11時に南西の地平線に収束する太めの雲があり、鳥は周辺にも庭にも居らず、鳴き声も聞こえなかったとのこと。

　1・10時30分の西の空。東北東ー西南西の短い帯雲群と、北西ー南東の帯雲がクロス。
　その手前に南北の低層の積雲の列。
　2・11時30分の西の空。北西から頭上を越えて伸びる強い震源に因る刺激雲が出てきました。丸い鱗形状もあり。
　箱根方面の低層には積雲の列があり、伊豆・小笠原諸島と新潟方面でのやや強い活動がありそうです←9.12小笠原南部5.2Ｍ。
　3・同時刻の北東方向の空。遠方に北西ー南東の帯雲があり、その帯雲から火焔のような枝が伸びているのが見られ、「千鳥」「まつげ形状」の過去例から当地から近い震源ではなく、列島周辺以遠の、チリ、ＮＺ周辺、インドネシアなどのＭ6以上の2週間前兆と推定。←9.30サモアＭ8.3、スマトラＭ7.6
　4・同時刻。上の帯雲の北方向のアップ。ムカデ、あるいはまつげ形状が出ています。

　5・17時30分の北東の空。上の画像の帯雲と同方向に低層の二分割雲が出ました。
　低層のもので、雲底は鱗。
　6・18時の北西の空。高層の雲は、南北方向の「千鳥」となり、低層にも黒い南北の雲。
　やはり、伊豆・小笠原諸島と新潟方面でのやや強い活動か。
　7・18時過ぎ、西の空の雲が深紅に焼けました。衛星画像と併せると、近場の震源というよりも、遠方の震源の刺激で出ているものと判断しますが、あまり見たことのないタイプで、雲直下の震源ということもあるかもしれません。

　8・1時全球画像。ミクロネシアからポリネシアへ雲の亀裂形状。Ｍ6+。
　9・17時可視画像。北海道から東北地方の広範囲にやや乱れたナミナミ雲が張り付いています。
　北海道南東部中心の雲の円形状、北海道東部に長さのあるナミナミ雲（18時29分の根室沖Ｍ4.7？）←9.17北海道東方沖Ｍ5.1
　衛星では、そのほかサハリン上空に亀裂、若狭湾指向の雲、南西諸島から東シナ海に雲の張り付き、などがありました。

　11時46分、カムチャッカの南西沖の千島で5.9Ｍが発生。8月26日「カムチャッカから東日本の沖に雲の吹き飛ばし形状･･･Ｍ5前後の震源があるのかも」から、続けて書いていたカムチャッカの震源に対応。

・東京勤務の方からは、北の空のほぼ東西方向の帯雲、西の空の（おそらく7の赤焼け雲と同じ雲）入り乱れた形の雲などのメールをいただきました。昨日、あれだけ騒いでいたカラスは姿が見えず、声だけがかすかに１羽聞こえるとのこと。

　1・17時50分の西の空。低層の雲に北東ー南西の畝。
　夕方は、空一面がマゼンタに薄く焼けました。

　2・9時可視画像。列島周辺の雲の形状は、台風が移動している他は、基本的に昨日と同傾向。
　但し、北海道上空に広くナミナミ雲、宮城・福島内陸に太いナミナミ雲（福島の方からは熊のジョン、微細鱗の画像を頂いています）、岡山・広島・山口に楕円形の雲の吹き飛ばし←9.12岡山北部Ｍ3.3、Ｍ2.8、東シナ海に雲の吹き飛ばしが見られます。
　3・17時可視画像。ナミナミ雲は北海道ー東北に拡がり、東海沖の雲の吹き飛ばしが出ています。南九州・都城盆地に雲の円形状と吹き出し。
　4・20時赤外画像。東北地方の上空に南北の雲の亀裂があり、千島・北海道と福島・茨城沖の前兆。サハリンを指向する雲が多く出ています。←9.22福島沖Ｍ4.7

　まとめますと、過去例から、北海道南東沖ー福島沖、小笠原諸島、南九州ー台湾などのＭ6級が懸念されます。←9.12小笠原南部5.2Ｍ、10.4台湾Ｍ6.3
　さらに本日の衛星画像からは、東海沖と瀬戸内・中国も震源がありそうに思えました←9.12岡山北部Ｍ3.3、Ｍ2.8。赤焼けなどから48時間以内の発生を疑いますが、通常では、この規模ですと3週間程度は注意が必要と思います。

・0:40追記　書き忘れましたが、上の7時可視画像。会津あたりを指向する、一本の太い帯雲があり、震源がありそうでした←9.11会津地方Ｍ3.0。また、8日の深夜の全球画像で、パプアの北西沖にＭ6程度の雲のきれいな半円形状が見られました。

　・東京勤務の方からは、13時、南西方向に黒雲が地平線に収束して見え、カラスや雀が騒ぎながら飛び回っているとのメールを頂きました。

　・福島の方からは、上にも書きましたが、7時に波状、微細鱗、熊のジョンが多数出ていたが、メールを書いている一瞬で全天に拡がったとのメールを頂きました。画像の雲の推定規模は、Ｍ6前後と思われるもの。

　1・7時の東の空。北東ー南西の雲。昨日の雲と比べると大分形が崩れた印象。
　但し、高層に出ており、警戒すべき前兆です。
　2・8時の北西の空。丹沢上空の雲に北東ー南西の畝。過去例では、北海道周辺の震源が多かったように思います。←9.17北海道東方沖Ｍ5.1
　3・18時30分の南西の空。南南西ー北北東のかたまり感の有る雲。
　西を中心にかなり焼けました。

　4・10時可視画像。朝鮮半島から北海道にかかる雲がかなり直線的な形状。
　特に会津ー仙台湾ーその沖の上空の雲は直線のエッジ。←9.11会津地方Ｍ3.0
　（また、この雲を全球で見ると、沿海州にかかる大きな円形状になっています。低気圧の影響もありますが、南半球では発震に至る例が多く見られます）
　5・15時可視画像。10時画像の直線部分の北側に、ナミナミ雲が見られます。前兆の可能性が高いと推測します。
　福島内陸沿岸部にＭ3から4の雲の吹き飛ばし形状。
　6・19時全球画像。オーストラリア大陸の東沖〜ニュージーランドにフカヒレ形状の雲。このあたり、前兆→Ｍ6〜7の発生が繰り返しています。飛び抜けて大きな本震がなければいいのですが。←9.30サモアＭ8.3
　衛星では、そのほか、インドシナ半島〜ベンガル湾上空の雲の形状が亀裂などを示しているように見えました。

　9月2日に、仙台湾・福島の東沖の円形の雲の吹き飛ばしについて、8日あたりまでの発生が疑われると書きましたが、3日に宮城沖Ｍ4.9、7日に三陸沖Ｍ4.6が発生しており、ほぼ対応かなと考えています。（8日22時34分・福島沖Ｍ4.3発生）
　ただ、その他の震源については、台風12号の気圧変化、伊豆大島近海の発生などから、これからの発生に注意が必要です。

　ＫＳさんの画像掲示板で、東北本線・奥中山の峠越えなど、思わず盛り上がってしまいましたが、東北本線と言う首都圏と北海道を結ぶ物流のメインラインであり、1000トンの貨物列車には、必ず3両の大形蒸機がついて牽引していたわけですから、さぞや迫力があったものと思います。
　「奥中山の三重連」のジャケットの裏面をアップしておきます。　

　1・7時の南東の空。ほぼ東西方向の分厚い帯雲。さすが台風起因というか、これだけのスケールと美しさのものは珍しいと思います。妖雲でなければいいのですが。
　2・8時の南西の空。この帯雲が双子山（画像右下）のあたりから伸びていることがわかります。
　画像では切れていますが、この時点では富士山も見えており、地気は1.5/5程度と薄い状態。
　3・12時40分の西の空。ムカデ形状の雲に変化しています。
　4・18時10分の南の空。南西指向の雲に、枝として南指向の雲が付随したものが赤焼け。

　5・9時可視画像。上の1、2の画像の帯雲が、紀伊半島辺りから伊豆半島・房総半島をとおって東の太平洋へ抜けているのが見られます。
　この時点での形状は、台風起因とはいえ、本州太平洋岸に出る、地下のストレスを示す雲に似ているように感じられます。
　そうであるならば、千島・北海道と南西諸島・台湾、小笠原諸島の複数の震源を示すものですが、今回は北海道南東沖から岩手・宮城沖の震源を疑っています。←9.9千島5.9Ｍ、9.11千島5.7Ｍ、9.12小笠原南部5.2Ｍ
　6・15時全球画像。北海道のはるか東沖に低気圧がありますが、どうも昨日に続いての半円形のへこんだ形状が気になります。
　ベンガル湾に雲の吹き飛ばし。

　衛星では、そのほか、7時画像で茨城沿岸ー東京湾北部ー三浦半島のエッジ部分を持つ、二分割雲（雲が房総半島側）がありました。Ｍ4程度ではと推定。←9.10茨城沖Ｍ4.1

　昨日、豊明市・市民地震学会さんの宏観現象観察会があったとのことで、残念ながら？明瞭な前兆雲などは見られなかったようです。継続が大切と思いますので、気長に続けて頂きたいと思っています。

　1・18時の西の空。この時点では、オレンジでしたが、この後、きつい赤焼けになりました。

　2・7時全球画像。ロシア・沿海州内陸にＭ6級オメガ形状。
　その形状を受けるように、中国の南西部にかかる、やはりＭ6級の半円形状。
　ひとつの震源に起因する形状と推測され、片方に発生があればもう片方の発生はないものと思います。
　ボルネオ島からスマトラ南部・ジャワ島西部に弧状を描く雲が出ており、Ｍ6前後の震源と推定。←9.19モルッカ北部5.8Ｍ、バリ島の南5.8Ｍ
　3・7時可視画像。五島列島にＭ4級の雲の吹き飛ばし形状。←9.19天草灘Ｍ3.1
　4・18時全球画像。上の7時画像から時間が経っていますが、前兆形状の傾向は変わっていません。
　沿海州ーオホーツク海ー朝鮮半島ー中国南西部ーフィリピンの巨大な雲のＳ字形状が日本の北海道南部・津軽海峡に直線的にかかっており、前兆がこのところ断続的に出ている海域でもあり、注意して見ていたいと考えます。←9.18フィリピン6.0Ｍ

　衛星では、そのほか、房総半島・銚子沖にＭ4級の雲の前兆形状←9.10千葉東方沖Ｍ3.9。伊豆諸島中部から銭洲海嶺あたりにもＭ4から5と思われる吹き飛ばし形状がありました。←9.12伊豆諸島中部Ｍ4.5
　九州の沿岸部にそって、陸を取り囲むような雲が衛星で続いており、ちょっと気になっています。

・23:30追記。5・気象庁22:30の赤外画像。紀伊水道沖から伊豆諸島の青ケ島辺りにかけて、台風の雲が、きれいな直線形状を描いています。台風通過の気圧変化と満月トリガーが重なっていますので、注意が必要と考えます。

　1・18時10分の西方向の空。北西から伸びてくる雲。この時間ではオレンジ焼け。日没間際には赤焼けとなりました。←9.14長野南部Ｍ1.9、9.15同Ｍ2.4
　2・18時20分の南西の空。北西ー南東の雲。その下、遠方に南西指向の雲が弱く出ています。

　3・8時可視画像。御前崎沖から北海道南東沖へ境界前兆雲が出ており、その雲の御前崎側に昨日に続いての雲の円形状が見られます。←9.18東海道南方沖Ｍ3.3、三重南東沖Ｍ3.0
　4・19時全球画像。台風12号の雲が直線的なエッジを見せています。北海道南東沖の半円形のへこみが気になります。←9.10根室半島南東沖Ｍ4.7
　台風12号の針路については、予想針路と乖離することが無いか、監視しましょう。

　そのほか、21時の全球画像ですが、ボルネオ島の北部からスマトラの中部にかけて、はっきりした亀裂形状が出ています。

　栃木北部Ｍ4.4深さ90キロが発生。ここでの地震は「浅い」から10キロ程度がほとんどで、このように深いものは珍しいと思います。前兆は、8月17日「宮城南部から福島・栃木にかけて雲の吹き飛ばし形状。宮城・白河から栃木・黒磯あたり。Ｍ4から5程度の2週間前兆と推定」に該当と推定。

　7月3日のレポートにも書いた、秋田のあの若者は、また防災意識の調査などとメールを送らせる書き込みをＫＳさんの掲示板にしていたようです。この個人情報保護の時代にアンケートを行うのであれば、少なくともメールではなく、ウェブに書き込み用のページをつくり、個人情報なしで情報が送れるようにするべきで、情報をメールで送ってしまった方は、さぞや不安なことと思います。ただ、彼の場合、メアドを横流しするなどの悪意はないと推測しています。（としても推奨出来ることではありません）
　以前、彼がゆきなさんの掲示板にいられなくなり、ＫＳさんの掲示板に移動して、さんざん問題を起こしたときに、ＫＳさんに迷惑をかけるなとメールで何度も注意をしておいたのですが、すでに忘れてしまったようです。またしばらく静かにしていてくれればいいのですが。

　1・6時の南の空。かみさんが撮影したものですが、細かい鱗を伴う東西の帯雲。Ｍ5前後と思われるもの。
　2・7時の南東の頭上。座布団状の分厚い雲。雲の方向は1の画像と同じ。
　3・9時30分の西の空。朝に続いての東西の雲。鱗混じりですが、形状はかなりばらついています。
　4・同時刻の南東の空。こちらの帯雲には、微細鱗もようが見られました。

　5・8時可視画像。房総半島南端から伊豆半島南端をとおり松阪半島に至る雲の亀裂形状が出ています。←9.8伊豆大島近海Ｍ2.4、Ｍ1.8
　駿河湾沖に円形の雲の吹き飛ばし形状。通常であればＭ4+程度と思いますが･･･。←9.8伊豆大島近海Ｍ2.4、Ｍ1.8、
　画像では切れていますが、九州宮崎沿岸に雷雲の発達があり、そこから東北東に雲の吹き出しがありました。
　6・北海道東部や千島上空の雲（ナミナミ雲）も前兆を示していました。←9.9千島5.9Ｍ

　今日の衛星画像ですが、全般的に九州南部から北海道にかけて、雲が連なっているのが気になりました。地下に相当強いストレスがかかっているのかもしれません。

・1:10追記
　23時過ぎから、首の後ろが重くなる頭痛が始まりました。冷蔵庫は少しうなり。23時から24時の赤外画像ですが、東北地方の東沖に大きな雲の円形状が出ていました。全球でも確認でき、明日もういちど確認してみます。
　前兆とすればＭ5+と思います。

・9月5日　12:05追記
　7・4日22時から5日8時の5枚（22時、23時、3時、6時、8時）の画像をレイヤーにして重ねた赤外画像。
　岩手・宮城の東沖にＭ5+と思われる形状が出ています。4日深夜は円形状（楕円が22時、正円に近いものが23時）、5日早朝は境界前兆雲。特に境界前兆雲の直線ラインと、円が触れるあたりの震源を懸念。←9.7三陸沖Ｍ4.6
　また、北海道東部からサハリンにかけて大きめの雲の亀裂形状。千島西部にも小さい亀裂形状。

　1・6時の南西の空。かみさんが撮影したものですが、低層にゲル状の直前雲が出ています。
　2・7時の南東の空。上に書いた美しい高層の雲が東西に。遠方には微細鱗。強い前兆です。
　3・同時刻の南東の遠方。南東の空にはこれも非常に繊細で美しい漣状雲が出ており、整列方向は南ー北、畝の長手方向は東ー西でした。海域の震源を示すもの。
　4・10時の東の空。静岡沖の地震の前にも見られた、北東ー南西の龍体帯雲。
　5・同時刻の頭上。小柄な石垣状の美しい雲。
　6・12時の北の頭上。石垣状の雲が、ベール状の雲に侵食されていくような、気味の悪い形状。
　稀に雲の中に空洞が出来て、その中にハートマークの雲がある画像を見ますが、その眷族かもしれません。
　7・18時の東の空。低層の雲に北東ー南西の畝。
　この後、さらに断層状でシャープな形状に。完全に雲がかぶったので赤焼けなどは見られませんでした。

　8・7時可視画像。列島上空にシャープな北東ー南西の帯状の雲群。地下の強いストレスを示すもの。
　津軽海峡ー三陸ー福島・茨城へべったり雲が張り付いていました。←9.7三陸沖Ｍ4.6、9.8福島沖Ｍ4.3、9.9同Ｍ4.1
　9・16時可視画像。この画像では仙台湾、房総半島に前兆らしい直線形状。 ←9.4千葉北西部Ｍ4.5
　御前崎ー伊勢湾沖にＭ4から5程度と思われる雲の吹き飛ばしがあります。
　衛星では、そのほか、山陰沿岸、豊後水道あたりから東北東に雲の吹き出し形状がありました。
　全般的に、カムチャッカ・千島、北海道南東沖、日本海中部、本州東部太平洋岸、浜名湖沖などに注目しています。

　本日のニュージーランド6.2Ｍは、24日、29日などで前兆を書いていました。

　･･･と言うようなことを書いていましたら、薩摩半島西方沖Ｍ6.0が発生。上の「妖雲が出続けました。国内Ｍ6、海外だとＭ6超級と推定」「ゲル状の直前雲」に対応するもの（まだ後続もあり）と考えますが、このところ台風がらみの震源ばかり気にしていて、反省です。震源付近にはっきりしないものの吹き飛ばし形状や、先ほどの「豊後水道あたりから」のときに、ひょっとすると東シナ海側から？と思ったのですが･･･。反省です。
　前兆は、8月3日、6日「九州〜南西諸島方面などの列島周辺海域と、海外遠方の大型の複合前兆」、8日「海域震源のＭ5以上･･･東シナ海・南九州・南西諸島」、11日、24日、28日「北東ー南西の鱗を伴う龍体帯雲群」などを書いていましたが、いままでしつこく書いていた「東シナ海の沈黙」の解放の一部と思われます。

・0:33追記　今夜は強めの微震動が多いように感じます。耳鳴り、冷蔵庫の唸りあり。スマトラ北部上空に雲の亀裂。南西諸島上空に東西の雲の吹き飛ばし？

　東京勤務の方からは、12時過ぎ、北東方向に富士山の山頂付近の様な形状の雲があったとのこと。

　山口の方からは、昼過ぎ、宇部市〜大分方面に2本の雲が浮いていたとのメールを頂きました。画像をみるとウナギ雲ふうで、先ほどのＭ6.0の前兆らしく思えます。

　1・8時可視画像。仙台湾・福島の東沖を指向する雲と、その先端の周囲に雲の吹き飛ばし形状。
　歯舞諸島の南沖と、朝鮮半島東沖にも雲の吹き飛ばし形状。
　2・12時可視画像。三陸から関東にかけてべったり雲。朝から引き続き仙台湾・福島の東沖に円形の雲の吹き飛ばし。
　べったり雲と一緒に出ていますので、Ｍ5前後と推定。まずは、4日の満月トリガー後、8日あたりまでの発生が疑われます。←9.3宮城沖Ｍ4.9、9.7三陸沖Ｍ4.6、9.8福島沖Ｍ4.3
　神奈川の湘南から北に雲の亀裂。これは大きなものではなくＭ4前後。←9.26多摩東部Ｍ3.0

　本日、インドネシアのジャワ島南沖で（ジャワ島はスマトラ島の南東）、Ｍ7.0の地震が発生。なくなられた方も多いようで、心が痛みます。
　前兆ですが、8月16日「ほぼ東西にスリットの入った雲･･･かつて似た形状の雲は、05年3月27日に全天に広く出現、同29日にスマトラ北部8.7Ｍが発生」、20日、27日「インドシナ半島・スマトラ・ベンガル湾・中国西部などの広い範囲に前兆形状が見られました。Ｍ6から7」、30日「過去例から、南米からスマトラに至る赤道の周囲に強い震源」などを書いていました。

　1・10時30分の西の空。北西ー南東を架橋するらしい雲があり、雲底はでこぼこ。
　2・同時刻の北の空。1の雲の北側はシャープな二分割状になっていました。
　雲の延長方向か、直角方向にＭ5程度の震源と推定。
　3・17時40分。カラスの高圧鉄塔天辺を確認（２羽でお話？）。
　4・18時20分の南東の空。画像の雲は南西ー北東。
　西の空には北西ー南東の雲があり、南・伊豆小笠原方向への収束なのか、それぞれの方向の震源を示すのか、判然としませんでした。←9.12小笠原南部5.2Ｍ
　但し、クロスとすると、上の画像の雲の方向性に合致します。

　5・9時可視画像（気象庁提供）。台風の雲ですが、北海道東部ーオホーツク海ーカムチャッカの南辺りの形状が、円弧状境界前兆雲に見えます。←9.11宗谷支庁北部Ｍ3.6、Ｍ3.5

　そのほか衛星では、夕方の画像で小笠原・火山列島あたりに円形の雲の吹き飛ばし形状。朝の画像では、パプアの南に東西の雲の亀裂がありました。←9.30サモアＭ8.3

　先ほど、千葉東方沖（銚子沖）Ｍ5.0が発生。前兆としては、三週間前の8月11日「この中央の銚子の東沖」、13日、20日、21日の東北東への雲などを書いていました。
　また、28日からのオレンジ色の月、30日、31日の「台風接近時に発生間近の震源があるとき」の焼けもこの震源の影響を受けていたものと考えます。（後続がありそうですが）

　東京勤務の方からは、台風11号につき、「伊豆諸島近海でそれまで真北へ進んでいたのが、４５度ぐらい進路をくっきり北東へ変更したのが気になる」とのメールを頂いています。